2018関東学生選手権④ー最後の学生レース。

   

修士2年、2年ぶり4回目の関カレに至るまでの道のりはこちら

関カレ前夜のミーティング。狭い部屋に40名近い選手・マネージャーがすし詰めになり、翌日の段取り諸々を確認する。初レースの1年生がいて、完走を目指す選手がいて、3年生以上のインカレ経験者がいて、インカレ当落線上の選手がいる。十人十色の思惑をもって、1つのレースに参加する。3年前と同じだし、たぶん15年前も20年後も同じなのだろう。

念のため、こっそりイナカズに確認。

佐相「団体って6位までだよね?」

イナカズ「いえ、3位っす

 

・・・え、3位?日体、順天、明治で3つじゃん。日大とか早稲田とか中央もいるし。慶應ってどこに入るんでしょう?

 

佐相「うそww6位だと思ってたww明日がんばろww」

 

当日は5時起き。あっという間に立ち去ってしまうにはもったいないほどキレイなホテルを後にして、会場へ。

 

男子は13時にスタートする。一番気温が高い時間帯だ。リアラインコアで骨盤を整え、Hi-RIDGE特製ウェットスーツを着てスイムチェックインに向かう。

気温は30度を優に超えている。保温性に優れるウェットスーツを着るや否や、滝のように汗が流れてくる。早く水に入らねば。

・・・冷たい。危険を感じるレベルだ。例年より高いとはいえ水温19.5度。サウナとセットの水風呂が17-18度。水風呂を泳ぐようなもの。うっかりこの表情。それにしてもこれを撮ってくれたマネージャー、絶妙なタイミングでシャッターを切ったもんだ。完敗。

若菜監督「なんでお前出てんの?

同期たちが駆けつけてくれた。レース中は散々煽られることになるだろう。覚悟せねば。

定刻通り13時、スタートホーンが鳴る。エイジやロングのレースと比べて、学生レースはスイムのレベルが格段に高いだろう。常に周りに人がいる状態で泳いでいく。とは言ってもバトルに巻き込まれなかったし、ウェットスーツの恩恵を十分に受けながらレースができた。直前の3週間、リカバリーを優先して、あまり泳げていなかったことを考えれば及第点であろうタイムで上陸する。

若菜監督「あいつ、スイム遅くね?www

ここからはスイマーを追いかけることになる。チーム3枚目に入らなければ、ここに来た意味がない。スイムとバイクの合計50kmをかけて、なんとかあいつらを捕まえなくてはいけない。バイクスタートから2km、前にいるチームメイトは4名。パワージェルのレッドフルーツパンチを飲みながら、どれくらい前を行っているのか計算する。とはいっても後先考えずに踏み続ける訳にはいかないので、空気抵抗を可能な限り小さく、平地でのパワーは250~270Wを目安に。

パワーがかかるピークが少し遅い気がする。TTポジションのせい?

Photo by 大城渉

すれ違いは周回の6km地点くらいに一箇所ある。

1周回目、ちゃんと前に4人いる。チーム的には順調である。

2周回目、イナカズがぶっちぎってる。なんなんだお前は。あと前の4人、揃いも揃って速すぎ。全然追いつきそうにない。

3周回目、イナカズがぶっちぎってる。すれ違いあたりでチームメイトをやっと1人捕まえる。残りは前に3人。あと1人パスすればチーム3枚目だ。

4周回目、イナカズがぶっちぎってる。登坂区間でチーム3枚目をパス。誰かが潰れたら3枚目に繰り上がる選手だ。頑張れ。周回遅れの選手が入り混じってしまってよく分からないが、上位に3枚を送り込んでいる大学は限られているように見える。あとは炎天下のラン勝負。トップスピードとカフェイン100mg配合のパワーバーのコーラ味を摂って、ランに備える。

さそう9位!!

バイクの終了からランの入りにかけて、色んな人がが叫んでくれる。9位でチーム3枚目ということは、上位残り6人が2大学×3人という組み合わせでない限り、うちが2位には入っている。正確には合計タイムで決まるのだが、それでも表彰圏内と考えて差し支えないだろう。

 

ランは5kmを2周回。砂利道あり、アップダウンありという癖のあるコースである。

クラウドレーサーを履いて最後の10kmへ。暑いのでランでは水をかぶるだろう。シューズの水捌けのよさは大きなアドバンテージになる。クラウドレーサーなら、もともとの軽量さを失わずに走れるだろうと考えた。

バイク直後の出足は重い。特にコース序盤は景色が開けていて、前に進んでいる感覚に乏しい。近くの選手でペースメイクして、淡々と走ることを心がける。砂利道を抜けると今度は上り坂。足にダメージ1000000。左右で合計2000000。大腿四頭筋が痙攣して、立ち止まらざるを得なくなる。やはり関カレのランコースには悪魔がいる。

しっかり伸ばして、再スタートする。同じペースで走っていた選手は先に行ってしまったが、徐々にスピードを回復し、追いつき、追い抜く。これで前に7人。7位の選手は視界の遠くに、6位でチーム2枚目の選手もすれ違いざまに確認することができる。スプリット3年連続1位を獲得したであろうイナカズは、前で走ってる(歩いてない)はずなので、団体表彰台はもう目と鼻の先だ。

時間が経過するにつれて、足は軽くなっていく。7位の選手をパス。周回遅れのランナーとペースメイクしながら進んでいく。そしてチーム2枚目の選手もパス。視界が開けると、イナカズも見えてくる。でも追いつくには残り距離が足りない。速いなあ。

5位のイナカズに30秒遅れて、6位でフィニッシュ。記録は2時間0分3秒。3秒がちょっと気になるけど、団体で2位だし、個人でも6位だし、最後の学生レースに相応しい結果だろう。

ではここで、いつも辛口若菜監督の動向を確認してみましょう。

ご査収ください。

 

イナカズー草間ー佐相で団体2位。ここに来た甲斐があった。

 

イナカズに次いで個人6位。そういえばレースでチームメイトに負けるのは久しぶりだった。

 

同期たちが応援に駆けつけてくれた。ありがとう!!!

 

村上「さそーさん、撮りますよ~」

またやられてしまった。

 

2018関カレ編、おしまい。

 - 2018関東学生選手権, Team J.