心拍トレーニングのいろはーGarmin Running Schoolを修了しました

      2017/11/24

Garmin Running Schoolに参加してきた。ランニングを始めとして持久系の運動に関するトレーニング理論と、実際にトレーニングをする時に考えるべきことを、体系的に学習できる場である。

1日目 9:15

会場は都内の陸上競技場。事前に「佐相さんのよく知っている人も来ますよ」と聞いていた。敢えて誰なのか聞かないまま、懇親会も参加にしておいて、会場の部屋に到着。

???「おーい、こっちこっち」

既に着席していた飯田さんが声をかけてくれた。Lifeblood鍼灸マッサージ院のサポート選手でもある飯田さん、選手としては佐渡のAタイプでの優勝を始め、国内ロングの上位入賞の常連選手だ。指導者としてはI-Stormの代表として、80名以上の会員さんのコーチでもいらっしゃる。少々いかつめの容貌からは想像できない物腰柔らかなで優しい人柄が素敵な方だ。

飯田さん「なんかね~デモ機とスマホが同期しないんだよ~」

会場ではForeathlete935がデモ機として渡される。自分のスマートフォンにダウンロードしたGarminConnectと接続して、講習会でのアクティビティを確認できるようにするためだ。自分もやってみた。スマートフォンのBluetoothをOnにすると、滞りなく接続される。

佐相「繋がりましたよ」

飯田さん「繋がんないなぁ~」

聞くところによると、最近スマホの機種を変更したらしい。自身が使っているForeathlete935XTとは、パソコン経由でデータを復元した際に同期設定がなされたそうだ。しかしデモ機として借りた935を捕まえてくれないらしい。デモ機の方を取り替えても同期してくれない。

30人いる受講生、未だに接続できていないのは飯田さんだけのようである。スタッフの方に囲まれる飯田さん、始まってしまうレクチャー・・・

飯田さん「繋がんねぇ、もういいやwww」

※こうしてHuawaiに屈した飯田さん、その後実際にGarminConnectを使ったのは一回だけでした。

10:00

心拍数での練習管理にあたって、最初に自分の心拍数の範囲を知る必要がある。心拍数160がその人にとってどのような強度であるかは、その人の最大心拍数と安静時心拍数による。最大心拍数が200の人にとっての心拍数160と、最大心拍数165の人にとっての心拍数160は全く意味が異なる。下限についても同様だ。

先生「皆さんにはこの後最大心拍数を測ってもらいます」

400mトラックを指差す先生。「走れる用意を」って案内に書いてあったし。

先生「800mを4本。レストは3分。

なんだって。そんなの聞いてないぞ。やめてくれ。俺は風邪をひいているんだ。

先生「1本目はマラソンのペース。2本目は5kmのペース。3本目は全力。4本目も全力ね

飯田さんも顔がこわばっている。そうか、飯田さんでもこのメニューには尻込みするんですね。

こうして急遽始まった高強度インターバル。ランナーに紛れると体格の良さが目立つトライアスリート2名、意地の上位フィニッシュ。午後からハムとケツのハリに悩まされることになります。

13:00

最大心拍数テストのお土産に悩まされながらの座学。まずは最大心拍数と安静時心拍数に応じて、心拍数のゾーンを6つに分ける。ここでいう「安静時心拍数」とは、「その競技の基本姿勢」を指す。ランであれば直立静止の状態、スイムであればふしうきの状態、バイクならバイクにまたがった状態だ。

トレーニングにおける狙いに応じてどの心拍ゾーンで行うべきかが決まり、心拍ゾーンが決まるとトレーニングの最適なメニューが決まる。

今までもなんとなく意識してきたことであるが、こうして体系的に学習するのは初めてだ。さらに各ゾーンの具体的なメニューまで教えてもらうと、アレンジしてバリエーションを増やすことができる。はやり、よく知っている人に教えて貰うのが一番効率的だ。

2日目 10:00

この日も午前に実践メニュー。コーチの指示に従ってアップをしていると、

生徒「先生お尻ちいさいなぁ~」

どうやらこの世界ではお尻が小さいことが美徳とされているようである。ペアになっていた飯田さんと顔を合わせる。

佐相「この1年半、『ケツが小さいやつは男じゃねえ!!!!』って言われてるんですよね」

飯田さん「www」

2日目の実践はペアになってのランニングのドリルだ。今日も最大心拍数テストをやると言われたら、途端に38度の熱が出て足首が外れていたことだろう。

13:00

午後はドリルと座学。トレーニング効果を示す「TE」や、トレーニングを行った後に表示される「リカバリー時間」がどのように算出されているかなどが説明される。膨大なデータに基づく予測の科学がここでも応用されている。ちなみに「リカバリー時間」は「次の高強度トレーニングまでに空けるべき時間」であって、全回復するのに必要な時間ではない。なのでレース前の使用には注意が必要だ。後半は練習の周期化についてのレクチャー。「3週ハード+1週イージー」が基本になる。この考え方は週単位で波を作る方法で、個人的には日単位で周期を作っている。練習へのモチベーションという点で、週単位での強弱もメリットが多そうだ。

こうして無事修了。ランニングに特化した内容と聞いていたが、スイムやバイクにも応用可能なものが多かった。具体的なトレーニングメニューであっても、その発想を吸収することができればスイムやバイクにも応用可能である。このような機会を用意してくださったGarmin Japanの皆様や、台湾からいらっしゃったコーチとスタッフの皆様に感謝。

 - トレーニング理論