きさとらと99T、千葉を股にかける戦い③ーHi-RIDGEの高嶺さんが仕掛けてきた。

   

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失意のきさとらから帰宅した翌日、Hi-RIDGEの高嶺さんに連絡した。

佐相「ミネさん、レース中のスイムで必ずゆでダコになってしまうのですが、ロングジョンを作ってもらえませんでしょうか」

ミネさん「明日来られる?」

ロングジョンとは、袖なしウェットスーツのことだ。袖の部分の浮力がなくなってしまうが、肩周りは動きやすい。そして熱が逃げるので、暑いにもかかわらずウェットスーツを着用しなくては行けないレースにはうってつけだ。7月に鳥取で行われる皆生トライアスロンなんかは、ロングジョンで出たい(ちなみに皆生は、今年からウェットスーツ着用が任意になったらしい)。

ミネさん「次のレースいつ?」

佐相「9月16日の九十九里です」

この時点で、レースまで3週間を切っていた。ウェットスーツを作るとなると、通常1ヶ月くらいかかる。

ミネさん「ギリギリだな~最悪、郵送で!」

9/15 20:00

通常は4週間かかるウェットスーツ作成を3週間足らずで仕上げていただき、届けてもらうことに。ただし自宅での受け取りにすると間に合わなさそうだったので、宿泊先での受け取りにしてもらった。

ホテルのフロントのお姉さんがあまり目を合わせてくれなかったのは、きっと気のせいだ。

ともあれ、明日のスイム戦闘服を確認せねば。たぶんウェットスーツが入っている。たぶん。

よかった。明日のレースで着られそうなものが入っていた。スイムチェックで失格になるところだった。

よく見ると、2年前に作ってもらったフルスーツよりも、首の辺りのフィット感が増しているように思われる。ロングジョンは水が入りやすいと言われるが、これなら首周りは安心してよさそうだ。

実際に着てみると、この2年間で肥大化した上半身にとてもよくフィットする。これぞオーダーメイドのメリットだろう。Hi-RIDGEのHPによると、採寸箇所は全身で21箇所ということだ。自分の身体にぴったり合ったウェットスーツを着ようと思うのなら、オーダーメイドが一番だ。

腕周りの動かしやすさは、ロングジョンのメリットでもある。肩周りには生地がないので、普段プールで泳ぐときと何ら変わらない。水温が低い心配がないのであれば、泳ぎやすいロングジョンはいい選択肢になるだろう。

フロントのお姉さんにダンボール箱を渡された時には不安に駆られたものだが、これで安心して明日のレースに挑める。

高嶺さん、ありがとうございました!

続く

 - 2018きさとら99T