*

1週間で一番辛い10分間、の分析。

   

前回「トレイルラン初心者の心得。

1週間で一番辛い10分間。その瞬間はローラー台の上で迎えることになる。

max effort 40sec
recover 20sec
×10sets

間違えようもなく、きっかり10分間である。このメニューの目的は心肺能力の向上であると同時に、パフォーマンスのテストでもある。定点観測と捉えているということだ。
前回は明らかに身体がびっくりしていた。体調もよろしくなかった。一方で2回目となる今回は、身体の順応を感じられた。種々の指標も(単に慣れただけかもしれないけど)パフォーマンスの向上を示している。
こうした指標を比較する時に気をつけなくてはいけないことは、これらが確率変数であり、単純に数値が上がっていたからといって、能力が上がったとは結論できない、ということだ。これらの数値はサンプルをとる(=ローラーに乗って測定を行う)ごとに変化するである。例えば、FTPの計測をするとき、間に十分な休憩と補給をとって10回計測したとしても、毎回違う値が算出される。その時々の微妙な条件の変化など、コントロールできない要因があるからである。我々が得られる値は「観測値」に過ぎず、「真の値」との誤差を常に含んでいるである。この誤差が平均的にどれくらいなのかによって、数値の意味が変わってくる・・・という話は、どこかで詳しく書きたい。置いておいて、前回と今回のパフォーマンスを比較してみる。


バイクパフォーマンスの評価にあたって、天候や体調に左右されないパワーは、最も強力な指標である。パワーにペダリング効率を乗じたらバイクパフォーマンスそのものを反映する指標になる気がする。
まず10本全体を通じての出力の最大値と平均値を比較する。初回は371W-309W、今回は440W-333W。どちらも底上げされている。値の範囲は初回が62W、今回が107Wとなっている。「後半の落ち方がひどい」とも「最大出力が上がった」とも解釈できる。目指すところは、高い水準で維持することである。そのためには20秒間でいかに回復するかかカギになるだろう。現在は出力の指定をしていないが、将来的には出力の範囲を定めてもいい。その場合は水準を「上げていく」「維持する」「下げる」どれもあり得ると思っている。
同じ本数目同士で比較すると、最大出力も平均出力もともに、今回の値が明らかに上回っている。これは誤差の範囲じゃないだろうな。ということで、前回と比べて「出力が上がった」と結論してよさそうだ。
心拍数を見ると、今回は190bpmに乗るのが早かったようだ。しかし前回ほどの苦しさは感じなかったし、最大心拍数も僅かではあるが上がっている。心肺能力が向上している「可能性がある」といったところだろうか。
ペダリングの開始/終了地点を比較してみると、右脚に何かが起こっているのかもしれない。前回よりも、力が入りだす地点が早くなっている。

週末に1.5時間ほど、高強度のインターバルを含むコースでバイクに乗ったが、そのときにもトレーニングの効果を感じた。心拍が上がっても苦しくない。簡単に400W出ちゃう。強度に順応した側面は否定できない。ので、これからが勝負。

薄々危機感を感じていましたが、残念ながら内容がオタクチックになってきました。そういえばゼミの同期にはオタクが多かった気がします。オタクであることを渋々受け入れつつ、なるべくわかりやすいように書いていこうと思います。

 

次回「かたいかたい足首をどうにかするおネエ歩き。」へ

 - today's workout, トレーニング理論